サトノダイヤモンド「ルメールで宝塚記念」決定! 「スランプ脱出」なるか……
宝塚記念(G1)への出走を予定しているサトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)の鞍上がC.ルメール騎手に決まったと発表された。
3歳ながら一昨年の有馬記念を制し、一時は競馬界を牽引する存在として期待されたサトノダイヤモンド。だが昨年は、凱旋門賞(仏G1)で15着大敗するなど散々な結果に終わっていた。
そして今年に入っても調子は上向かず、始動戦の金鯱賞(G2)3着。前走の大阪杯(G1)では、主戦のC.ルメール騎手がドバイ遠征で不在のため、鞍上が戸崎圭太騎手へチェンジ。心機一転の意味もあり、好走なるかと思いきや7着惨敗。長いスランプから脱出できないでいる。
サトノダイヤモンドが不調にあえいでいるため、今後はルメール騎手が手綱を取らない可能性もささやかれていた。ルメール騎手ほどの手腕があれば、引く手あまたであるためそれも当然だろう。
だが、無事に元サヤに収まったようだ。名手に導かれ、サトノダイヤモンドはかつての輝きを取り戻すことができるのだろうか? 宝塚記念での好走を期待したい。