ヴィクトリアマイル「異常オッズ」に的中ファン悲鳴!? 8番人気ジュールポレールと7番人気レッドアヴァンセで「美味しいワイド馬券」のハズが……

 近頃、せっかく「穴馬券」を獲ったのに「思ったよりも配当が低かった」という話をよく耳にする。競馬が皆の賭け金を(JRAが控除して)的中者全員で山分けするギャンブルである以上、思ったよりも配当が少ないということは即ち、馬券を当てた人が多いということなのかもしれない。

 無論、1人が大量投資している場合もあるので、一概に的中者が多いという言い方はできないが、少なくとも的確に的中馬券へ投資している「馬券の上手な人が多い」ということは言えそうだ。

 特に、先週13日に行われたヴィクトリアマイル(G1)では、その傾向をまざまざと見せつけられる結果となった。

 8番人気のジュールポレールが、1番人気のリスグラシューの猛追をハナ差しのいで初のG1制覇を決めたこのレース。3着には7番人気のレッドアヴァンセが入線し「やや波乱」の決着となった。

 そんな中、「ワイド」の配当がジュールポレール(8番人気)とリスグラシュー(1番人気)の組み合わせが1320円だったことに対して、ジュールポレール(8番人気)とレッドアヴァンセ(7番人気)の組み合わせが1330円と、わずか「10円の差」しかなかったのである。

 8番人気と1番人気のワイド「4-16」が1320円で、8番人気と7番人気のワイド「4-6」が1330円……。この”異常なオッズ”に悲鳴を上げたのが、実際にワイド「4-6」を的中させた競馬ファンだ。

 レース後、配当が発表されるや否や、ネット上ではSNSを中心に「ちょっ!? 安すぎでしょ!」「リスグラシューのワイドとほとんど変わらんって……」「ワイド4‐6で億稼いだ人がいるのかも」「大量投資があったな」「みんな馬券上手過ぎ」など大騒ぎ……。

 確かにワイドで7番人気と8番人気の組み合わせなら、ちょっとした穴馬券のはずだが、それが1番人気の組み合わせと10円しか変わらないのは痛すぎる……せっかく馬券が当たったものの、勝負に負けたような感覚になってもおかしくはなかっただろう。

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