ヴィクトリアマイル「異常オッズ」に的中ファン悲鳴!? 8番人気ジュールポレールと7番人気レッドアヴァンセで「美味しいワイド馬券」のハズが……
「今年のヴィクトリアマイルは、1番人気のリスグラシューでさえ単勝4.3倍という大混戦でしたからね。皆、少々穴狙い気味で思い思いの馬券を買った結果、オッズに”歪み”が生じたのかもしれません。
ちなみに勝ったジュールポレールと単勝12.1倍のレッドアヴァンセとのワイドが1330円だったことに対して、ジュールポレールと単勝11.4倍のソウルスターリングとのワイドは4590円もついていました。これだけを見ても、ワイド『4‐6』が如何に売れていたのかがわかりますね。
おそらく実績No.1ながら不振に陥っているソウルスターリングは『復活するなら1着』と単勝系の馬券が売れて、逆にやや実績で劣るレッドアヴァンセは『2、3着も十分にあり得る』と思われていたのではないでしょうか。事前の追い切りの動きが良く、穴馬として推奨しているメディアも多かったですし、その辺りの影響もあったのかもしれません」(競馬ライター)
こういった時に役に立ちそうなのが、ネット上でリアルタイムのオッズを見ながら馬券を購入するオッズ投票だが、中には逆に「ワイド4‐6は安すぎるから買わなかった」という悲惨なファンも……便利な機能だが、最後に決断するのが各々なだけに一長一短があるようだ。
ただ競馬ファンの中には、最近こうした「馬券の上手い人」が増えたことを逆手にとって、異常な売れ方をしている馬券だけを買うという”時代先取り系”の猛者も。確かに標準的なオッズよりも売れているということは、それだけ確たる自信を持って投資した人たちがいるということに繋がる。それが大量投資ともなれば「なおさら」なのだろう。