金沢競馬「八百長疑惑」で激震……以前から数々の疑惑を持たれ、ついに全国紙動く
地方競馬界に激震が走った。
23日、「読売新聞」が金沢競馬で「八百長」疑惑が持たれていると報じた。記事によれば、発端は8日の第2レースだ。このレースは1着6番人気、2着4番人気、3着は最低人気の馬で決着。払戻金が高騰し、さらに3連単の払戻金が46,600円なのに対して、3連複の払戻金が59,410円になる不可思議な「逆転現象」が発生したため、疑惑が持たれたという。
レースは9頭立で行われたため、3連複は84通り、そして3連単は504通りの組み合わせが存在している。通常ならば3連単の組み合わせ数が多いため的中させるのが困難であり、金額は上回ることが多い。前例が無いわけではないものの、異例の事態であることは確かだ。今回の疑惑に対して、石川県競馬事業局は「八百長はないとの認識だが、公正なレースのため調査を行う」とコメントを出している。
以前から地方競馬界にはそのような黒いウワサはつきまとっている。特にこの金沢競馬では、ここ数年”八百長疑惑”がネット上で指摘されることも多く、ネット掲示板で『本日金沢9Rで八百長が行われます』というスレッドが立ち、そこに書かれた予告が次々と当たったことから騒動に発展したこともあった。