宝塚記念(G1)ついに「史上最悪」確定か……スワーヴリチャード回避決定で「伸び盛りゼロ」のお寒い実状
先週アルアイン、サウンズオブアースの回避が決まり、事態はどんどん悪い方へ転がり始めている宝塚記念(G1)。
「2日の鳴尾記念に出走した中から、サトノノブレス、マルターズアポジー、トリオンフらが宝塚記念に出走してくると思われますが、オープンでも足りなかったストロングタイタンに鳴尾記念をアッサリ勝たれているようでは、チャレンジャーとしての期待感はゼロに近いですね。
3日の安田記念に出走した中からは、スワーヴリチャード、リアルスティールあたりが宝塚記念出走に期待されていましたが、スワーヴリチャードは1番人気ながら3着に敗れて、このあと休養へ。リアルスティールはブービー惨敗で、もし宝塚記念に向かってもファンの盛り上がりは今ひとつでしょう」(競馬記者)
いよいよ、宝塚記念が「お寒いG1」となりそうだ。
かつて宝塚記念と言えば、”上半期G1の総決算”というべきレースでもあり、距離関係なくファン投票で選出された豪華なメンバーが走るレースであった。90年代の宝塚記念は、G1をあと一歩で獲れない馬も含め、底力を発揮して栄冠を勝ち取ってきた名馬が多数。メジロライアンやメジロパーマー、ビワハヤヒデ、マーベラスサンデー、メイショウドトウなど。そしてミレニアムを迎えると、アッと驚く馬が優勝することが多くなってきた。ヒシミラクル、スイープトウショウ、エイシンデピュティ、ナカヤマフェスタ、ラブリーデイ、マリアライトなど。