宝塚記念サトノダイヤモンドがボロボロ? ファン投票1位でも上向き薄く
「池江調教師は、スマートオーディンは『強めに追う予定が馬なりに』とも語っていました。出走までにまだ日があるサトノダイヤモンドに比べて、今週末に出走するスマートオーディンが仕上がっているとはいえ、この結果は心配ですね。
サトノダイヤモンドは金鯱賞のときも2週前の追い切りで3歳馬ジャンダルム、1週前は1600万下のカフェブリッツにそれぞれ先着を許しています。最終追い切りでは上々の走りを見せたものの、結果は3着に終わりました。池江調教師が語ったように宝塚記念まではまだ日があるので、これからどれだけ叩いて良化するかにもよりますが、不安はついて回りますね」(競馬誌ライター)
サトノダイヤモンドら現5歳世代の3歳牡馬クラシックは『ハイレベル』といわれていた。ところが皐月賞馬ディーマジェスティは早くに引退、ダービー馬マカヒキも思うような成績を残せないうちに故障して戦線離脱。レインボーラインが天皇賞・春(G1)を制するなど気を吐くも、その時のレースでの故障が原因となり、現役引退。現5歳世代の威光は、今や風前の灯と化してしまっている。
サトノダイヤモンドは宝塚記念で他の追随を許さない走りを見せ、威信を取り戻すことができるのだろうか? 失意の中、ターフを去ることになったライバルたちのためにも好走を期待したいところだ。