【あの馬主は何者?】 ついに最高の愛馬に出会った演歌歌手・北島三郎


 芸能活動の余った売上で馬が買えれば税金対策にもなる。この手法は、企業が馬を持つのと同じようなもの。競走馬は一頭につき一ヶ月70万円ほどの預託料が必要となるのだから、これはある意味賢い選択だ。ちなみに北島氏の夫人である大野雅子氏も北島氏の税金対策で馬主名義を持ち、アラブの名馬トライバルセンプーを所有していたことがある。

 キタサンブラックはここまでスプリングステークス、セントライト記念、菊花賞、天皇賞(春)と重賞4勝を記録、その獲得賞金は5億円を突破。もしこの宝塚記念を優勝すれば1億5000万円を獲得する。そして引退後も種牡馬として活躍すれば種付け料という収入が見込めるのだから、やはり馬主は夢がある。

 キタサンブラックが武豊騎手とともにどんな走りを見せるのか、そしてまた競馬場に「祭り」が響き渡るのか、宝塚記念は必見のレースだ。

■北島氏の主な所有馬と重賞実績

キタサンチャンネル
2001 ニュージーランドトロフィー・G2

キタサンヒボタン
2001 ファンタジーステークス・G3

キタサンブラック
2015 スプリングステークス・G2
2015 セントライト記念・G2
2015 菊花賞・G1
2016 天皇賞(春)・G1

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