『炎の体育会TV』謎の覆面騎手の正体……新企画「マスク・ド・ジョッキー」様々なヒントから導き出されたのは「あの有名騎手」?
「武豊はテレビ業界でも”視聴率男”として知られていますし、もし出演するならマスクで隠すことなく、ストレートに宣伝した方が効果はありそうです。また収録場所が神奈川県の川崎競馬場のようで『関西(栗東)所属騎手の可能性は低そう』という意見もありますね。
武豊騎手は昨年、M.デムーロ騎手とC.ルメール騎手、浜中俊騎手と共に『天才ジョッキー軍団』としてこの番組に出演していますが、他の3人も全員関西の所属なので、関西の騎手が絶対にないとは言い切れませんが」(記者)
記者の話通り仮に関東(美浦)所属の騎手に絞ったとすると、最初に浮上するのは藤田菜七子騎手か。
確かに菜七子騎手であれば、つい先日G1騎乗が可能となった「現在、大注目の存在」であり、デビュー当時は「社会現象」にもなった。さらに川崎競馬場でデビューした際は異例のフィーバーとなり、当初の「目標額を2億円近く上回る売上」を叩き出したという。
「ただ、競馬界全体で見た藤田菜七子騎手は現在9勝でリーディング48位と、決してトップジョッキーとは言えません。数々の女性騎手の記録を打ち破り、女性騎手としては”天才的”な才能を見せていることは事実ですが、バラエティー番組で「天才騎手」と紹介されるのは『男女の壁を無くしたい』と発言している本人が望まない気もしますね。
また『二十歳の女の子に覆面を付けさせてテレビに出すのはどうか』というファンの意見もありました。それに藤田菜七子騎手なら顔をわざわざ隠して、正体を伏せる必要性もあまりない気がします」(別の記者)
そこでネット上でも多くのファンが候補に挙げているのが、三浦皇成騎手だ。
新人時代、武豊騎手が持つ新人最多勝を更新した際には「天才騎手現る」と注目され、女優のほしのあきと結婚し、競馬界を超えた大きな注目を集めた。その後は成績が伸び悩み、落馬によって大ケガを負ったが、昨夏に復帰してからはG1の舞台でも活躍が目立っている。謎の「マスク・ド・ジョッキー」の大本命は、この男なのだろうか。
他にも、番組収録が川崎競馬場ということで、地方の通算勝利数更新が目前に迫っている的場文男騎手や、今年3月に制裁の多さから「免許失効」となった中野省吾騎手などの名前も。果たして「マスク・ド・ジョッキー」は誰なのか、番組放送に向け注目は集まるばかりだ。