JRA藤田菜七子「争奪戦」勃発!「いくら払ってもいいからほしい」壮絶なる戦いに驚愕
そんな彼女の着用していたジャージが出品されたのだから、ファンは喉から手が出るほど欲しかったに違いない。その想像をはるかに超える熱いセリが展開されたのだ。「一体どこまでいくのか!?」という観客の張り詰めた空気の中、とうとう落札希望額が六桁を超え、最終的には、12万5000円のところで「3人ともセリをやめない」ので強制ストップ。その3人でジャンケンをしてもらい、勝った者が落札者と決定した。
この日のオークションの総落札額が29万7000円のため、落札額の約半分が藤田菜七子騎手のピンクのジャージに掛けられたというのも凄いことだ。
「昨年夏、北海道のノーザンホースパークのイベントで福永祐一騎手、M.デムーロ騎手らと一緒に藤田菜七子騎手も参加したんですが、今回と同じようにオークションをやったところ、その時もかなり争っていて、11万5000円で落札されています。ですが、その時はサイン入りステッキ&ゴーグル&写真パネルのセットで豪華なものでした。それを思えば福島のオークションは、実際に着用していたものとはいえ1つのジャージで12万超えは高額な感じがするのですが、ファンとしてはそういう問題ではないのでしょうね。
今後もこの藤田菜七子騎手関連のオークションは目が離せません」(競馬誌ライター)
これだけ金額が行くのなら、一度藤田菜七子騎手関連で5品ぐらい出品して、どれだけの総落札額に行くのかを見てみたい気もする。5品で100万超えも夢ではないだろう。
ふとそんなことを思わせる菜七子フィーバーと、福島競馬100周年イベントだった。