JRA「ディープ兄」が新馬戦線席巻の兆し? ブラックタイド産駒が躍動
夏競馬も始まり、2歳馬による新馬戦も徐々に熱を帯びてきた。ロードカナロア産駒のサートゥルナーリア(母シーザリオ/栗東・角居勝彦厩舎)、東京競馬場マイル戦の新馬レコードを叩き出したディープインパクト産駒グランアレグリア(母タピッツフライ/牝2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)など期待の種牡馬から誕生した仔たちが続々と結果を残している。
そのほかにもキンシャサノキセキやヘニーヒューズ、ダイワメジャーなどの仔たちが勝ち名乗りをあげている。今年も熾烈な戦いが繰り広げられているが、その新馬たちの種牡馬を見渡すと、ひときわ存在感を放っている1頭がいる。それがキタサンブラックの父としても知られるブラックタイドだ。
ブラックタイドの産駒は今年12頭がデビューしており、すでに13回出走。アガラス(美浦・古賀慎明厩舎)とミッキーブラック(栗東・音無秀孝厩舎)の2頭が勝ち上がりを決めた。また、それ以外でも2着2回、3着3回、4着1回、5着1回、着外4回という好成績を残し、現時点で2歳リーディングではロードカナロア、キンシャサノキセキに次いで3位につけている。