武豊オジュウチョウサン「低評価」許さん!? 開成山特別”無印”記者にドヤ顔「誰だ?」”犯人”探しの爆笑トーク
記者に囲まれながら「この馬の人気を改めて感じました。初めて跨ったけど良い感触」とコメントし、「オジュウチョウサンは障害がなくても強いですね」と相棒を称賛。周囲の記者の笑いを誘った。
「実は、そこから話の弾みで各記者の予想の話になり、前例のない挑戦だっただけに、あえてオジュウチョウサンを”無印”にした記者もいたそうです。結果的に完敗となりましたが、武豊騎手も上機嫌で『え、無印にしたの?』とツッコミ。そのまま『誰だ?無印にしたのは。出てこい(笑)』と、”ドヤ顔”でさらに記者連中の笑いを誘っていました。
今年は年明けに金杯を勝って上々のスタートを切り、3月くらいまでは調子が良かったんですが、春を迎えて失速。騎乗停止などもあって、G1シーズンで存在感を失っていました。そんな中で久々にスカッとする勝利だけに、武豊騎手としても喜びもひとしおだったということでしょうか」(同)
現在JRA通算3980勝と間もなく4000勝の大記録を迎える武豊騎手でも、いや、誰よりも勝っているが故に、誰よりも勝利に貪欲な男だからこそ、近頃の成績不振には”鬱憤”が溜まっていたのかもしれない。
武豊騎手は、そのまま翌日のプロキオンS(G3)もマテラスカイで日本レコードの圧勝。「春はリズムが悪かったので、久々に中央の重賞を勝てて嬉しい」は紛れもない本音だろう。
“新境地”へ大きな一歩を踏み出したオジュウチョウサン、ダート短距離界に彗星のごとく現れた快速マテラスカイ――。春のリベンジを誓うレジェンドが「2つ」の大きな勝利を手にした。