「武豊と凱旋門賞」キーファーズ今年はセレクトセール大人しく……期待は「庭先」にあり!?

※画像:『競馬つらつら』より

 所有馬に良血馬がずらりと並ぶキーファーズ。だが、費やされた金額やかけられた期待に応えた成績を残した競走馬は皆無。凱旋門は夢のまた夢となっているのが現状だ。 

「計画がうまくいっていないキーファーズですが、今年から夢に向かって新しい挑戦を行っているようです。今夏、ジェニアをルメゾンラフィット競馬場にて行われるメシドール賞(G3・芝1600m)に、ラルクを牝馬限定の特別戦ぺピニエール賞(芝2100m)に出走させることを発表しています。もちろん、鞍上は武豊騎手です。2頭とも日本では成績を残すことはできませんでしたが、母馬が海外で活躍していただけに馬場適性はあるかもしれません。 

 またラルクについて、松永調教師は『現役を終えたら欧州馬と種付けをする予定』とも語っています。サクソンウォリアー、スタディオブマンなどが海外重賞を次々に制覇しており、ディープインパクトの血を引く馬の価値は海外で急上昇中。ゆくゆくはフランスでラルクの仔を誕生させ、現地でデビューさせて凱旋門賞を目指すということも考えているのではないでしょうか?」(競馬誌ライター) 

 まだまだキーファーズは夢を諦めるつもりはないようだ。いうまでもなく、この挑戦にも莫大なる費用がかかっている。夢を叶えるべく、大金を使いさまざまな手段を講じているキーファーズ。その夢が現実の日になってくれる日はいつになるのだろうか?

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