JRA岩田康誠「重賞勝てる!」大絶賛! 函館記念はブラックバゴの一撃必至
15日に函館競馬場で開催される函館記念(G3)。10年連続で1番人気が沈み、昨年は3連単91万5320円を記録したように”荒れる重賞”として注目されている。そのレースで上位進出を虎視眈々と狙うのが、ブラックバゴ(牡6歳、美浦・斎藤誠厩舎)だ。
昨年、1年をかけてOPクラスにまで上り詰めて、暮れのアンドロメダSでは勝利まで収めたブラックバゴ。今年は中山金杯(G3)で後方から鋭く伸び、上がり最速の33.8秒の末脚を記録して4着。これまで伸び悩んでいたが、ここに来て一気に才能が開花しつつあるようだ。
「前走後、今回も鞍上を務める岩田康誠騎手が『重賞を勝てる能力は十分ある』と大絶賛。その後はAJCC(G2)に出走する予定でしたが、そちらは鼻出血のために無念の回避。それもあったので、陣営は今回こそはと重賞初制覇に向けて相当気合を入れているようです」(現場記者)
そのブラックバゴは岩田騎手を背に芝コースで僚馬・シャドウラーテルと併せ馬。5F63秒1~11秒2を記録し、2馬身先着して見せた。騎乗した岩田騎手は「スポニチ」の取材に休み明けで馬体が大きいが、「反応自体は良かった」と状態が上々であると語っていた。