武豊VSペリエ「最後」の激突!? 史上最強のジャックルマロワ賞「日仏レジェンド対決」を世界が注目!
この夏、世界のトップジョッキー12人によるチーム対抗戦『ドバイデューティーフリー シャーガーC』(8月11日、英アスコット競馬場)で、世界選抜チームのキャプテンに抜擢された武豊騎手。シャーガーCにはこれで3年ぶり8回目の出場となり、日本人騎手としては断トツの記録だ。
そんな武豊騎手だが、シャーガーCに参戦後はそのままフランスに渡り、翌日からドゥーヴィル競馬場に参戦する予定となっている。
世界を股に掛けるレジェンドらしい意欲的な転戦となるが、1990年の初勝利から何度もドゥーヴィルで騎乗している武豊騎手からすれば”定番”コース。前回2015年のシャーガーCに参戦した際もドゥーヴィルに転戦しており、フランスで73勝を誇る名手にとっては相性の良い競馬場でもある。
なお、シャーガーC の翌日8月12日のドゥーヴィルでは、この夏開催最大のレース・ジャックルマロワ賞(G1)が行われ、日本からサトノアレス(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が参戦を予定している。鞍上は、日本でも外国人騎手の先駆けとしてお馴染みのO.ペリエ騎手だ。
つまり、そこに武豊騎手が参戦すれば、久々に「武豊VSペリエ」が実現される可能性があるということだ。
ペリエ騎手と武豊騎手は大親友の間柄。1994年に武豊騎手の手綱で安田記念(G1)を制したスキーパラダイスが、”主戦騎手”と共にフランスへ遠征したことが出会いのきっかけだ。
なお、本馬が武豊騎手とムーランドロンシャン賞(G1)を勝ったことは、日本人騎手による史上初の海外G1制覇としてあまりにも有名だが、そのトライはドゥーヴィルの地から始まっており、ジャックルマロワ賞にも参戦(5着)した。