JRA藤沢和雄調教師「無敗通過」確信!? 超大物レイエンダ今週出陣も「視界」はすでに秋のビッグレースへ
先月末には、放牧先のノーザンファーム天栄から函館入りしており、その後も順調に調整が重ねられているレイエンダ。追い切りの本数や時計こそ控えめだが、そこは藤沢流。ルメールも追い切りから積極的に騎乗しており「秋はこの馬」と決めている様子。やはり、相当な思い入れがあるのかもしれない。
18日には函館の芝コースで5ハロン65.2秒、ラスト12.1秒とタイムは地味ながら、動きは上々。ルメールが騎乗し、納得の動きだったようだ。秋の始動戦に定めているセントライト記念に向け、まずは負けられないレースになりそうだ。
今年の3歳牡馬はダービー馬のワグネリアン、皐月賞馬のエポカドーロ、2歳王者ダノンプレミアムを中心としながらも、まだまだ混沌とした様子。秋のG1シーズンで勢力図が大きく変わる可能性もある。遅れてきた「超大物」が今後どういった逆襲劇を繰り広げるのか、まずは無敗のまま秋を迎えたい。