JRA→大井エピカリス初陣! モレイラも参戦で大注目の31日トゥインクル

※画像:エピカリス/『競馬つらつら』より

 31日(火)の大井競馬第11レース、トゥインクルバースデー賞にエピカリス(牡4歳、大井・藤田輝信厩舎)が出走を予定している。

 デビュー後に連戦連勝を記録して昨年のUAEダービー(G2)では、勝ち馬サンダースノーにアタマ差の2着に入線するなど活躍を繰り広げたエピカリス。その後、ベルモントS(G1)に向かうもケガのために出走直前に無念の回避。米挑戦は走る前に終わってしまい、ここからエピカリスの歯車は狂い始めた。

 国内に復帰すると初戦のレパードS(G3)では3着入線と一定の成績を残すも、続くみやこS(G3)では8着と惨敗。立て直しが期待された今年初戦のマーチS(G3)でも14着といいところなし。そして、5月に大井競馬場への移籍が発表されていた。

「国内では『世代No.1』と称されるなど、早くからその才能を認められていたエピカリス。ですが、マーチS後に主戦のC.ルメール騎手が途中までは良かったものの『仕掛けてから反応できませんでした。敗因がわかりません』と言われてしまうなど、帰国後は長いスランプに陥ってしまっています。

 今回は大井競馬場での初戦、そして初めてとなる2000m戦です。これまでとは違う環境に身を投じることで、なにかしら低迷脱出のきっかけを掴むことができればいいのですが……」(競馬誌ライター)

 迷えるエピカリスは御神本訓史騎手との新コンビで新天地でのレースに挑む。このトゥインクルバースデー賞には、UAEダービーへの出走経験があるディアドムス、かつては中央で勝利した経験があるクラージュドール、ガヤルド、アサクサスターズ、シュテルングランツなどの元JRA勢や大井記念2着のサブノクロヒョウなどが出走予定だ。

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