武豊にオジュウチョウサン「海外遠征」のビッグプラン!? 海外事情を暴露……凱旋門賞当日「あの名物レース」へ挑戦熱望!
続いてデムーロ騎手は「世界で一番勝ちたいレースは?」という質問に「日本人と一緒に凱旋門賞を勝ちたいですね」と真面目な回答。会場から拍手が沸き起こると、すかさず武豊騎手が「ここは帝王賞って言った方がよかったんじゃないかな?」とツッコミを入れる。デムーロ騎手も「ごめんなさい、ごめんなさい!」と笑いながら応じる。
さらに同じ質問を振られた武豊騎手は「大井記念ですね」と珍回答。そのまま「来年の東京ダービーを勝って、的場(文男)騎手の悲願を邪魔したいです」と”大井移籍”を匂わせる冗談も飛び出した。(的場騎手は今年も惜しい2着。これで37回の挑戦で10度目の2着となった)
爆笑トークは止まらない。続いて和田騎手が「長期で行ってみたい海外は?」という質問に「(英国の)ニューマーケット」と回答。理由を聞かれると「今、川田(将雅)さんが味見に行っているので」と冗談で交わしたが、「来年には行ってみたい」と誓った。
一方の武豊騎手にはジェニアルによるジャックルマロワ賞(G1)こそなくなったが、英国シャーガーCに韓国遠征、さらにはクリンチャーとの凱旋門賞挑戦など海外遠征が目白押し。
その中で、先日武豊騎手の騎乗で平地初勝利を飾った障害最強馬オジュウチョウサンに話が及ぶと「凱旋門賞当日に4000mのG1(カドラン賞)があるんだけど、その名物レースに挑みたい」とビッグプランをぶち上げた。
オジュウチョウサンは先日、九十九里特別(1000万下)への出走が発表されたばかりであり実現は難しいが、4000m超の障害戦を圧勝する無尽蔵のスタミナがあるだけに、来年もしかしたら武豊騎手の希望が通ることがあるかもしれない。