JRA「キタサンブラック彷彿?」日本ダービー候補登場! 姉の無念を晴らせるか
同馬を管理するのは、今年で調教師5年目となる美浦の奥村武調教師。開業4年目の昨年は特別7勝、重賞1勝を含む22勝と頭角を現して来た、期待の若手トレーナーだ。ノーザンファーム、社台ファーム生産馬の預託が多いのも特徴だ。昨年のフローラS(G2)で、1番人気に支持され8着に終わったホウオウパフュームの同オーナーから預かった同馬では、まずは重賞勝ちし、汚名返上と行きたいところだろう。
デビュー戦のレースぶりを見るに、即、2歳重賞戦線でも通用するだろう。そして、クラシックを意識するレベルの馬には違いない。今後のローテションも気になるところである。そうなると暮れのホープルSあたりから逆算すると、10月のアイビースS(2歳OP)や11月の東京スポーツ杯2歳SG3)あたりで賞金を加算しておきたいところだろう。ホウオウサーベルの次走も要注目だ。
新馬戦を快勝したばかりで気は早いが、姉ビッシュのG1レースでの無念を、日本ダービーで晴らすのは、弟であるこの馬かも知れない。