JRA菱田裕二騎手がフリー転向!? 関西期待のホープが失態の連続で師匠から三行半も……

 夏競馬も終わりを告げ、間もなく秋のG1戦線が始まろうとしている。多くの陣営や騎手たちがビッグタイトル獲得に躍起になる一方、それどころではない窮地に陥った若手騎手がいる。栗東・岡田稲男厩舎に所属している菱田裕二騎手だ。

 菱田騎手はデビューした2012年に23勝を上げ、関西の新人王にあたる『中央競馬関西放送記者クラブ賞』を受賞。その後も勝利も積み重ね、現在通算273勝。今夏には北九州記念(G3)でアレスバローズに騎乗して、中団追走から直線イン付きで重賞初制覇を達成するなど、関西のホープとして多くの期待がかけられていた。

「これまでの菱田騎手の活躍は、所属厩舎の厚いバックアップがあってのことでした。ですが、その岡田調教師との関係に亀裂が入ったというんですよ。

 今夏、菱田騎手は北海道に滞在していましたが、朝の調教に遅刻を繰り返したそうです。菱田騎手は今年の春にも朝寝坊して調教に遅れてしまい、岡田調教師からその週の騎乗を自粛させられています。それにもかかわらず、また同じようなことを繰り返しているので、反省の色が見られないと関係者はもちろん、岡田調教師も激怒しているそうです。そろそろ岡田調教師から三行半を突きつけられて、なし崩し的に菱田騎手がフリーになってしまうのではないかと言われているんです」(競馬記者)

 どうやら穏やかではない事態が水面下で進行しつつあるようだ。しかし、苦戦が目立つ若手騎手の中では比較的乗れていると評価されることも多い菱田騎手。このことが渡りに船となり、フリーとしてさらなる活躍をすることもあるのではないだろうか。

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