【オールカマー(G2)展望】レイデオロ・アルアインなど「主役」が集結! 中長距離G1路線を占う激アツの一戦!!
日経賞(G2)馬ガンコ(牡5歳、栗東・松元茂樹厩舎)にもチャンスはある。
今年1月の日経新春杯(G2)で7番人気ながら3着と好走し、続く松籟S(1600万下)を完勝。その勢いのままに臨んだ日経賞は、好スタートから先手を奪うことに成功する。
1度は先頭を譲ったが、4角で再び先頭に出ると後続馬の追い上げを封じ快勝。デビューから28戦目で、重賞初制覇を達成した。前走の天皇賞・春(G1)こそ14着と惨敗しているが、本格化を迎えた印象の実力馬だけに軽視することはできない。
ダンビュライト(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)も注目したい1頭だ。
2歳時にはサウジアラビアRC(G3)で2着。3歳時には皐月賞(G1)で12番人気の低評価を覆して3着になると、菊花賞(G1)も5着になるなど世代トップレベルの能力を示した。
近3走は馬券に絡めない競馬が続いているが、今回は1月のAJCC(G2)で後続に2馬身差を付ける圧勝を収めた舞台。本来の力を発揮できれば、怖い存在となりそうだ。
他にも函館記念(G3)を制したエアアンセム(牡7歳、栗東・吉村圭司厩舎)や、中山金杯(G3)で4着と好走を見せているブラックバゴ(牡6歳、美浦・斎藤誠厩舎)。
2017年にAJCC3着、日経賞2着という実績を持つミライヘノツバサ(牡5歳、美浦・伊藤大士厩舎)や、復活を狙うゴールドアクター(牡7 美浦・中川公成厩舎)など豪華メンバーが出走予定となっている。
果たして中長距離G1路線を占う上で重要なレースを制するのは誰だ? 天皇賞(秋)の優先出走権も与えられる注目のオールカマー(G2)は、23日(日)15時45分発走予定だ。