ローズS(G2)大混戦を断つのは「関係者絶賛」良血馬? 押さえておきたいこの1頭
高野調教師も「やはり現状ではまだ成長途上で本当に良くなるのは秋以降だと思いますし、ここは無理をせずフローラSは回避します」と、秋以降に向け屈託のない選択をするあたり、この馬の状態をしっかり見極めたということか。
そして今回のローズSでは、同厩舎の26勝のうち6勝をあげている好相性の北村友一騎手が前走に引き続き騎乗。北村騎手も今年は過去最多の65勝(9月14日時点)の勝ち鞍をあげており、デビューから13年目、円熟期を迎えたジョッキーが同馬の手綱を握る。
北村騎手は「今回は馬群に入れ運ぼうと臨みました。うまく集中を欠かずに走れましたし、その分直線最後の反応が素晴らしかったです。まだ心身ともに成長途上という感じですが、ポテンシャルはかなりのものですし、いただいたチャンスで結果を出すことができてホッとしました」と同馬の能力の高さに惚れるとともに、結果を出せたことに安堵していた様子。
今回も重賞好走馬の影に隠れ人気はしなそうなセンテリュオ。ダービージョッキーの福永騎手、川田騎手や高野友和調教師がそのポテンシャルを絶賛しながらも先を見据えての今回の今回のローズS。同レース最大の惑星馬といっても過言ではなさそうだ。