JRA神戸新聞杯(G2)「上がり馬筆頭」メイショウテッコンを狙え! 松山弘平気合充分
23日、阪神競馬場で開催される菊花賞トライアル、神戸新聞杯(芝2,400m)に遅れてきた素質馬メイショウテッコン(栗東、高橋義忠厩舎)が出走を予定。春に実績を残していた同世代のライバルたちに挑戦状を叩きつける。
春にクラシック出走を果たせなかったメイショウテッコン。これまでは揉まれ弱い点があったため、逃げなければ勝てなかった。だが、ラジオNIKKEI賞(G3)では3、4番手に付けて最後の直線で満を持して進出。大外から脚を伸ばしたフィエールマンも抑えて重賞初勝利を掴んでいる。
「夏を迎えて徐々に成長しつつありますね。前走後に管理する高橋義調教師は、菊花賞を制した経験を持つマンハッタンカフェ産駒であることから『長い距離を走れそうなイメージがあります』とメイションテッコンについて語り、菊花賞を目指すことを早々とに明言していました。
今回はその前哨戦。前走とは違い、ワグネリアンやエポカドーロ、エタリオウなど春のクラシックで結果を残した一線級、いわば格上との対戦となります。菊を制覇するためにもここで確かな結果を残して、本番に向かいたいところでしょう」(競馬記者)
そのメイショウテッコンは栗東CWで、前後を僚馬に挟まれる形で3頭併せ。早々と前を交わすと、後ろの馬と競り合うも、最後は鞍上から追われると力強く脚を伸ばし4F52秒7-12秒6のタイムを記録。高橋義調教師は「次につながる内容になれば。スタミナはあるし、そこをうまく生かしたい」と今後を見据えていた。