JRA「WIN5・6050円」に悲鳴のワケ……史上最低配当が示した「怖さ」と絶望?
8日に行われた京都大賞典(G2)は、サトノダイヤモンドが早め抜け出しで後続を振り切り久々の勝利を手にした。夏の宝塚記念でファン投票1位となった人気馬の復活は、多くのファンを喜ばせたに違いない。
ただ、同馬のせいだけではないものの、この勝利を複雑な心境で眺めたファンもいるかもしれない。
8日に行われた、今やJRA名物「WIN5」の払い戻しが、なんと「6050円」だったのだ。
「東京、京都の5レースで行われましたが、単勝人気は【1・1・2・2・1】で決着、1番人気勝利だった3レースはいずれも単勝1倍台の『鉄板級』で、2つの2番人気も2.7、2.3倍と完全な本命サイドでした。
とはいえサトノダイヤモンドは2番人気で、1番人気のシュヴァルグランが敗れたことでまだ期待は持てたかもしれません。最終レースグリーンCCの勝ち馬がサンライズノヴァ(1.6倍)だったのが余計でしたね。まあ、他3レースもガチガチだったので仕方がないでしょうが、1万円もいかないのにはびっくりです」(競馬ライター)
2011年4月の開始以来、最低は2012年10月21日に記録した7320円だったが、約6年ぶりの「記録更新」となったWIN5。