JRAデムーロ「謎の抽選馬選択」に憶測!? 秋華賞「抽選に自信」「空きがない」500万下圧勝馬を選んだ理由
どちらもノーザンファーム系の馬で、デムーロ騎手など外国人騎手を重用する傾向にあるのはいうまでもないこと。ここで選ばれなかったのは最近の『やや不調』のせいかとも思いましたが、ダンサールの先約があったからこそで、実は今月4日の時点で発表されていたんです。抽選を外れたらどうしたんだろう、という疑問も残りますが……。一つだけいえるのは、この状況だとダンサールが出れば『盛り上がる』ということですね」(競馬ライター)
JRA重賞では6月のユニコーンS以来勝ちがないデムーロ騎手。全国リーディングも2位ではあるものの、首位のC.ルメール騎手に30勝以上の差。期待値が高いだけに最近の成績にノーザン側が厳しい判断を下したのか……という考えもあったが、その裏には「大器候補」の先約があったということだ。
ただ「抽選対象の馬に騎乗することを今月4日の時点で決めていた」という点は、大人気のデムーロ騎手としてはやはり少々不思議。「デムーロが空いているなら」と、直前でもともと出走濃厚な馬が回って来る可能性も大いにあるからだ。サラキアもラッキーライラックも、アクシデントさえなければそのままの鞍上だっただけに、他も見回してデムーロ側が、その時点では「空きがない」と判断したのかもしれない。
よほど「抽選に自信があった(というと怪しげな響きだが)」のか、それ以上に「ダンサールは大物」と評価している部分もあるのか。いずれにせよ「狭き門」をくぐり抜けたデムーロ✕ダンサール、要注意である。