武豊「JRA牝馬クラシックお手馬」ゲット! 超絶末脚シェーングランツでG1戦線の中心へ
控えめな発言をする同師にこの段階でそう言わせてしまうシェーングランツは、やはり只者ではない。メンバー中唯一の3F 上がり33.8、馬場差もあろうが、アルテミスSで過去最速のレースタイムの1:33.7、どこをとってもG1級ということだろう。
2歳牝馬の大一番、阪神ジュベナイルF(G1)までは後2カ月を切った。先だって強いと噂されている10月のサウジアラビアRC(G3)を完勝したグランアレグリアとシェーングランツは、奇しくも同厩舎。
藤沢和雄調教師としては”嬉しい悲鳴”でもあるのだが、父ディープインパクト産駒の牝馬で、適正が被るこの2頭の直接対決(サンデーレーシング vs 社台)は、さぞ忍びない事だろう。天才”武豊” × 名伯楽”藤沢和雄”の新ゴールデンコンビによるスター候補の誕生で、牝馬路線がさらに面白くなりそうだ。