JRAルメール「JRA・G1最多勝&200勝へ」好騎乗連発川田将雅の「大きすぎる壁」に
「天皇賞・秋でルメール騎手はG1競走3連勝を達成。これで今年のG1競走ではJRA最多タイとなる6勝をあげています。この記録が更新される日も近いでしょう。さらに年間勝利数も200の大台が視野に入ってきました。平成最後と盛んに叫ばれていますが、今年はルメール騎手の年なのかもしれませんね」(競馬誌ライター)
神がかった勝負強さを見せつけ、他の追随を許さないルメール騎手。だがそれゆえに自身のスケジュールが、馬たちのローテーションを左右することにもなりつつあるという。
「レイデオロはこの後ジャパンC(G1)かと思われていました。ですが、そちらにはルメール騎手のお手馬で牝馬三冠を達成したアーモンドアイが参戦予定。ルメール騎手はアーモンドアイを『特別な馬』と語るほどベタぼれしていますし、こちらを優先する可能性が高いです。そのためレイデオロはジャパンカップを回避し、ルメール騎手が確保できそうな暮れの有馬記念に向かう可能性も。ルメール騎手が乗るか乗らないかで出走レースが決まるのですから、その影響力は凄まじいものがありますね」(別の競馬記者)
昔から競馬は「馬7、騎手3」といわれていたが、ルメール騎手にはそれは当てはまらないようだ。今年のこの勢いはどこまで続くのだろうか。川田騎手をはじめとした日本人騎手たちにも頑張ってもらいたいものなのだが……。