真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.11.01 18:44
JRA「すでに最強」アーモンドアイはジャパンCで勝てる理由……「圧倒的好条件」と「ライバル最初から消滅」
編集部
すでに「現役最強」の称号を与える声すらもある、史上5頭目の三冠牝馬アーモンドアイ(牝3 美浦・国枝栄厩舎)。
桜花賞・オークス・秋華賞といずれも圧倒的な内容で制しており、過去の三冠牝馬と比較してもそのパフォーマンスは抜きん出ている。さらに、春の2冠ではリリーノーブルとラッキーライラックとともに上位を独占するなど、世代トップクラスのレベルは決して低くはないことも見えている。その中でのレベルの違う走りに「これは最強」という声が出るのも自然だ。
厳密に「最強」を名乗るのならば、古馬や牡馬との対戦での勝利は必須事項。しかし、その前から最強の称号を得ている理由もいくつかある。
1つは、現在の古馬戦線がよくいえば「群雄割拠」、悪くいえば「団子」状態で、突き抜けた馬がいない点だ。春時点ではNo.1と目されていたスワーヴリチャードも、先日の天皇賞・秋(G1)で出遅れもあり惨敗している。
シルクレーシング代表の米本氏が「秋にもう一戦使うとなると、ジャパンCが有力」と、アーモンドアイの次なる目標は、大方の予想通りジェンティルドンナに次ぐ「3歳牝馬四冠」狙いの可能性が高い。その最大の障壁になるはずだったスワーヴリチャードが危うさを見せ、天皇賞2着のサングレーザーはマイル路線に、3着キセキも復調したとはいえアーモンドアイほどのスケールはない。ジャパンCならば斤量は53キロ。こちらも非常に有利な条件だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛