JRAモレイラ騎手「不合格」は大正解!?……外国人騎手「全12レース中11勝」で日本人騎手「消滅」の危機
11日のエリザベス女王杯(G1)をJ.モレイラ騎手が見事な神騎乗で制したことで、騎手免許試験の不合格を突き付けたJRAの試験制度に、改めて疑問の声が上がっている。だが一方、このマジックマンが来年からは通年騎乗しないことに、胸を撫で下ろさざるを得ない”珍事”が起こった。
この日は11月11日と1が並んでおり、競馬ファンの間では「何かのサインか」と話題になったが、まさか1レースから11レースまで、すべてを外国人騎手が勝つことを暗示していたなどとは誰が想像できようか。
11日の京都競馬場は、1レース目から短期免許で来日中のC.デムーロ騎手が幸先良く勝利。いきなりC.ルメール騎手との外国人騎手ワン・ツーを決めると、2レースは唯一の外国人騎手だったモレイラ騎手が勝利。3レースもC.デムーロ騎手が勝つと、4レースで今度はルメール騎手とM.デムーロ騎手がワン・ツー。朝からカタカナ文字が上位を埋め尽くした。
その勢いは、昼を過ぎてさらに加速する。
5レースではモレイラ騎手とルメール騎手とC.デムーロ騎手で馬券圏内を独占すると、6レースをルメール騎手が勝利。7レースでは本日2度目となる外国人騎手の馬券圏内独占。8レースをルメール騎手、9レースをモレイラ騎手、10レースをC.デムーロ騎手がそれぞれ勝利すると、メインのエリザベス女王杯もモレイラ騎手が勝ってしまった。
これらを一覧にまとめると、下記のようになる。