JRA「1/30」美浦日本人騎手「秋芝G1掲示板1人だけ」の惨状

 18日のマイルチャンピオンシップはW.ビュイック騎手のステルヴィオが優勝。以下、M.デムーロ騎手のペルシアンナイト、川田将雅騎手のアルアイン、松山弘平騎手のカツジ、そして戸崎圭太騎手のミッキーグローリーが入線した。

 今秋の芝G1は川田騎手がファインニードルで勝利した以後、ルメール騎手を始めとした外国人騎手が席巻。日本人騎手たちの奮起が期待されるもののかなり寂しい状況が続いている。そしてよくよく結果を見てみると、さらに悲しい事実が判明したと話題だ。

「先週のマイルチャンピオンシップで戸崎騎手が5着に入線。実はこれが今秋の芝G1で『美浦所属の日本人騎手』の初掲示板なんです。馬券じゃなくて掲示板。ここ最近は関西でG1競走が行われていたためというのもありますが、東京競馬場で開催された天皇賞・秋すらも掲示板は外国人騎手と栗東所属騎手。もう少し、美浦所属の騎手たちには頑張ってもらいたいところですね」(競馬記者)

 騎手の西高東低は長らく叫ばれてきた。最近でも美浦の有力厩舎は美浦所属の騎手にではなく、外国人騎手や栗東所属の騎手に騎乗依頼を出し、勝利を積み重ね、厩舎リーディングの上位に名を連ねることも多い。

「ルメール騎手も栗東所属ながら、アーモンドアイなど美浦の厩舎が管理する馬に騎乗して勝利を重ねています。

 外国人騎手vs日本人騎手とさかんに語られていますけど、本当のところは外国人騎手vs栗東所属騎手だったのかもしれませんね。東西の日本人騎手たちがお互い切磋琢磨して技術を高めつつ、外国人騎手の来襲を迎え撃ってもらいたいのですが…」(競馬誌ライター)

 美浦の騎手たちの奮起が待たれる。

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