JRA有馬記念「1週前追い切り」マカヒキ、サトノダイヤモンドに復調気配!?
長期にわたる低迷にピリオドを打ちたいマカヒキ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)は、はじめてコンビを結成する岩田康誠騎手が騎乗して栗東坂路で追い切り。アドマイヤプリヴを追走し、ラスト1Fで並びかけてしっかりと2馬身先着。4ハロン53.8秒、ラスト12.2秒をマークしている。
「体調が整わなかったためジャパンCを回避。ただそれで緩めたことが影響しているのか、岩田騎手はまだ幾分余裕があるようだと話し、『まだギアはありそうだし、それさえ入れば』とのこと。残りの時間でどれだけ仕上げられるのかが勝負の鍵になりそうですね」(別の競馬記者)
出走馬唯一の牝馬になると見られている女傑・モズカッチャン(牝4歳、栗東・鮫島一歩厩舎)は栗東の坂路で4ハロン52.3秒、ラスト12.3秒をマーク。管理する鮫島調教師は「しまいの動きがいい」と高評価。秋3走目ということもあり、「上積みがありそうだ」と語った。
モズカッチャンは香港ヴァーズに選出されていたものの見送り。有馬記念に照準を合わせてきた。00年代に入ってから牝馬で有馬記念を制したのは、08年のダイワスカーレット、14年のジェンティルドンナの2頭のみ。モズカッチャンは3頭目として歴史に名を刻むことができるのだろうか?
平成最後の有馬記念を制するのはどの馬になるのだろうか? 発走は23日、15時25分からを予定している。