武豊ファンタジスト「陣営超自信」情報! 打倒最強牝馬へ、栗東情報多数入手!
マイルで上がり33秒台の末脚を連発するケイデンスコール(安田隆行厩舎)もここで一撃を狙う。
新馬戦こそアドマイヤマーズの前に屈したものの、続く未勝利戦では単勝1.1倍の人気に応えて危なげなく勝利。前走の新潟2歳Sでは8番手を追走し、直線では大外からスパート。ゴール前で先行勢をしっかりと捉えて差し切り勝ちを決めた。
「一夏を超えて成長したのか身体の芯がしっかりしてきて、フットワークが良くなってきましたね。今回はC.デムーロ騎手に鞍上が変わりますが、乗り手の指示に従順なので特に問題はないでしょう。相手が強化され、さらに休養明け。課題は多いですが、陣営は『どこまでやってくれるか楽しみでもあります』と気負わず、胸を借りるつもりで臨むようです」(栗東関係者・Y)
前走後は、陣営からも『あれ程の脚が使えたのか』と驚嘆の声が上がるほどの走りを見せたケイデンスコール。ここでさらなる驚きをもたらすことができるか。
ディープダイバー(大久保龍志厩舎)は、今季のJRA・G1戦で馬券圏内を外すことなく好調をキープする川田将雅騎手を背に大一番に挑戦する。
これまで6戦1勝[1-4-1-0]と勝ち切れない惜しい競馬を続けているディープダイバー。関係者は「前走はいい感じで運べたものの、最後の直線で一暴れ。内側に逃避しようして川田騎手に制されると、今度は外に向かおうするなどして、クビ差敗れました。これさえなければ、勝負はわからなかったですね」と語る。
この悪癖は他馬を気にしすぎるためだといい、「中間は追い切りだけではなく、普段の運動のときから隣に馬を歩かせ、並走することに慣れさせることを重点に置いています。徐々に効果がで始めているようです」と修正されつつあると明かした。
相手なりに走っているため、ここでも大崩れはないだろう。悪癖が顔を出さなければ、好調な川田騎手に導かれて上位進出の可能性もある。