武豊・中山金杯(G3)マウントゴールドに自信あり!? 金杯”3連覇”へ2019年は「キャリア初」の中山参戦で開幕!
一昨年に63勝を上げてリーディングに輝いた池江厩舎だったが、昨年は46勝止まり。決して悪い数字ではないがリーディング8位は2007年以来、11年ぶりの低迷だった。そして何よりも、3年連続2ケタを保っていた重賞勝ち数が4勝に激減。続いていた年間G1勝利も途絶えてしまった。
「看板ホースのサトノダイヤモンドが、ついに復活できないまま引退してしまったのは、昨年の池江厩舎の象徴的なシーンでした。それに加え、一昨年にG1を勝ったアルアインやペルシアンナイトといったところが勝ち切れなったことも、重賞勝ちの減少に繋がっていると思います。
とはいえ、毎年のようにG1戦線を沸かせている名門ですから、すぐに新しい芽が出てくるとは思いますけどね。中でも京都2歳S(G3)を勝ったクラージュゲリエは、関係者の間でも相当な器と評価されています。もちろん成長次第ではマウントゴールドが、中山金杯を足掛かりにG1戦線に名乗りを上げる可能性も十分あると思いますね」(同)
昨年もウインブライトが2着したように、中山金杯とステイゴールド産駒の相性がいいこともマウントゴールドにとって心強い。巻き返しを誓うアラフィフ同級生コンビが、一年の計を占う名物レースで縁起を担げるか。ここ2年、京都金杯(G3)を連覇している武豊騎手の3年連続となる”金杯”制覇に期待したい。