JRA「距離誤認騎手」が14日中山で復帰! 初日騎乗馬の中にはあのオーナーの馬も!?

 昨年、距離誤認をし、注意義務を著しく怠ったとして出走停止処分が下されていた山田敬士騎手が、14日の中山競馬場で復帰する。

 山田騎手は昨年10月13日、新潟競馬第6Rでペイシャエリートに騎乗。コースを2周する2500m戦だったにもかかわらず1周目4角からムチを連打し、ゴール板通過した時点でレースが終了したと勘違い。その後、間違いに気づいて再びレースに参加したものの最下位負けを喫していた。

「レース後、検量室では多くの騎手がリプレーを見て笑っていたそうですが、引き上げてきた山田騎手の顔面は蒼白だったと聞いています。

 その後も一時は、こちらが心配になるほど落ち込んでいましたね。ただ少ししてから『ずっと落ち込んでいるわけにもいかないので、せめて明るく振る舞います』と弱々しく笑いながら、トレセンでの調教に騎乗していました」(競馬記者)

 復帰を前にした山田騎手は「スポーツ報知」のインタビューに応じ、反省の弁など述べている。そして騎乗停止処分中に、ペイシャエリートのオーナーである北所直人氏のもとに小桧山調教師と一緒に謝罪に行ったといい、「僕としては殴られても仕方がないくらいの気持ち」だったものの、北所オーナーからは『こちらも乗れると思って乗ってもらっているし、君だったらトップジョッキーになれるから。これからも応援するから頑張ってくれ』との言葉をかけられたと語っている。

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