オジュウチョウサン「ドバイ登録」で武豊コンビどうなる?

 3年連続のJRA賞最優秀障害馬に輝いたオジュウチョウサン(牡8 美浦・和田正一郎厩舎)が、3月30日のドバイ国際競走に登録。ドバイゴールドC(G2)とドバイシーマクラシック(G1)の2レースに登録している。

 昨年末の有馬記念(G1)で9着と健闘したオジュウチョウサン。オーナーの長山尚義氏は「3着以内なら来年はドバイ」とも語っていたが、目標達成はならず。しかし、ドバイ登録を敢行。

「『ダイヤモンドS(G3)に出走できるかどうかの状態を見極めている段階で、可能性として登録した』と和田調教師が語るように、まだ確定ではありません。ドバイは招待競走ですが、世界の強豪集うドバイシーマクラシックへの出走は厳しいかもしれません。

平地実績やレーティング(114)も物足りないですからね。ゴールドCなら距離も3200mで本馬向き、さらにG2ですから、招待される可能性はあるでしょうね」(競馬記者)

 ダイヤモンドSに出走した場合、ここまで平地参戦で手綱を握っていた武豊騎手が騎乗できない(同日裏開催の京都牝馬Sでリナーテに騎乗先約)可能性があるため、動向が注目されている状況。仮にドバイ参戦となれば、武豊騎手が手綱を握るのだろうか。

 今後の動向が気になるところだが……オジュウチョウサンは今年もファンの耳目を集めそうだ。

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