【AJCC(G2)展望】最強菊花賞馬フィエールマン出陣! 中山巧者ひしめく豪華決戦!
菊花賞を勝っただけで怪物と判断するのは早計だが、可能性はある。このAJCC、これまで未知だった部分の一端が明らかになるだろう。1週前追い切りでは、体が大きくなり逞しくなっていた。更に成長していれば大楽勝も予想できる。
他の4歳馬では中山コースで注目すべき1頭が。ジェネラーレウーノ(牡4歳、美浦・矢野英一厩舎)は中山コース成績が【3・0・1・0】と抜群。唯一の敗戦は皐月賞(G1、芝2000メートル)の3着。京成杯(G3、芝2000メートル)とセントライト記念(G2、芝2200メートル)、2つの重賞を勝っている。相手候補の筆頭だ。
5歳以上で注目すべきはダンビュライト(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)。昨年のAJCC勝ち馬だ。速いタイムが続出している馬場に対応できるかが鍵。得意の中山で古豪健在を示したいのがサクラアンプルール(牡8歳、美浦・金成貴史厩舎)。昨年は函館記念(G3、芝2000メートル)で2着に好走し、G1レースでも大敗していない。