武豊と蛯名正義「強い絆」騎手×調教師コンビの未来も? 「付かず離れず」絶妙関係を語る
JRAの武豊騎手が「週刊Gallop」(産経新聞社)の新春恒例インタビューに登場。今年への意気込みを語りつつ、競馬学校の同期生である蛯名正義騎手との関係について明かしている。
昨年はJRA4000勝を達成したものの、それすらも「通過点」と語る武豊騎手。年齢は今年で50の大台に乗り、さらに周囲を見渡すとJRAで所属の騎手で年上なのは柴田善臣騎手、横山典弘騎手ら4人のみ。そして、9名いた競馬学校の同期生も蛯名騎手ひとりを残すだけとなっている。
その蛯名騎手とは15歳時に競馬学校で出会って以来、付かず離れずの関係を続けているといい、「変に突張たり嫉妬もない。いい感じなんですよ」とふたりの距離感を語る。
「蛯名騎手も『Number』(文藝春秋社)に登場した際、武豊騎手について『スーパースターの同級生がいることは幸せだと思っても、対抗心とかはぜんぜんない』と話していました。
かつて蛯名騎手は、武豊騎手に自身が懇意にしている関東の調教師や馬主を紹介したこともあったそう。そして武豊騎手も関東に遠征する関西の陣営に蛯名騎手を推薦したこともあったのだとか。お互いが長期に合わたって持ちつ持たれつの関係を継続しているようですね」(競馬記者)