JRA「新ノーザン主戦(?)」はアノイケメン騎手!? 先週も「抜群騎乗」見せつけた
昨年はC.ルメール騎手、M.デムーロ騎手をはじめとする”外国人騎手旋風”が吹き荒れた。今年こそ、日本人騎手たちの奮起が期待されている。そんな中、業界内から熱視線を送られているのが、昨年60勝を上げて復活を遂げた丸山元気騎手だ。
丸山騎手は1年目こそ8勝に終わったものの、2年目に92勝をあげて躍進。リーディングでも7位に食い込み、名を売ることに成功。翌年には重賞初制覇を達成し、年間72勝を上げるなど活躍を繰り広げ、若手有望株のひとりとして数えられていた。
ところがデビュー4年目以降、一変。年間33勝に終わると、その後も成績は低迷。周囲からは「中堅騎手」のレッテルを貼られ、丸山騎手も親しい関係者に『年齢的にも転職するなら今しかない!』冗談交じりにこぼすこともあるほど追い込まれていたという。
「ですが、昨年はローカル競馬場を主戦場にして勝ち星を量産。全国リーディングでも20位に入り、上位をうかがえるポジションにまで戻ってきました。
周囲からは最近の好調の理由について『プライベートが充実したからだ』なんて冗談も言われていています(笑)。みんながそんな軽口を叩けるほど、丸山騎手は親しみやすいキャラクターをしているんです。だから美浦の厩舎所属なのに、関西の厩舎や関係者からのウケもバツグン。丸山騎手のためなら一肌脱ぎたいと考えている関係者も多いと聞きます」(競馬記者)
昨年の勢いそのまま、丸山騎手は年明けからフィリアプーラでのフェアリーS(G3)を勝利するなど、重賞勝ちを含めて騎乗機会3連勝を記録。これ以上ないほどを好調なスタートを切っている。