武豊「クラシックお手馬確保」クラージュゲリエで共同通信杯(G3)出走も「負の歴史」が……
武豊騎手のお手馬にはすでに重賞2勝を上げているファンタジストがいる。だが、共同通信杯で結果を残すことができれば、武豊騎手がクラージュゲリエとともに今年のクラシックに参戦することも考えられるだろう。
「ただ、クラージュゲリエが勝った京都2歳Sがクセモノ。かつて同レースは、ヴィクトワールピサ、エピファネイア、さらにトーセンスターダムらを輩出した出世レースとして知られていました。
ところが14年より重賞に格上げされて以降は、カデナやグレイルなど将来を嘱望された馬が勝利を収めたものの、その後思ったほどの成績を残せず伸び悩んでいます。このマイナスの歴史に終止符を打つ活躍を見せる馬の登場が待たれているんです。その1頭にクラージュゲリエがなれるのかが注目されます。共同通信杯は近年、スワーヴリチャードやドゥラメンテ、リアルスティール、ゴールドシップらを輩出した出世レース。こちらを勝利すればより道は開けますよ」(競馬誌ライター)
クラージュゲリエと武豊騎手の新タッグには過去の前例を覆す、クラシックでも主役となるような走りを見せてもらいたいものだ。