夏競馬も前半が終了!意外や意外、新種牡馬の前期通信簿を公開
■勝利あり
リーチザクラウン 3勝 [出走回数11回] ルーラーシップ 3勝 [出走回数16回] ディープブリランテ 3勝 [出走回数18回] ストリートセンス 2勝 [出走回数 8回] タートルボウル 2勝 [出走回数17回] アイルハヴアナザー 2勝 [出走回数39回] ジョーカプチーノ 1勝 [出走回数 2回] トビーズコーナー 1勝 [出走回数 9回] サマーバード 1勝 [出走回数18回] キングズベスト 1勝 [出走回数22回]
■未勝利
トーセンホマレボシ 0勝 [出走回数14回] スマートファルコン 0勝 [出走回数 9回] フリオーソ 0勝 [出走回数 8回] アーネストリー 0勝 [出走回数 3回] ヒルノダムール 0勝 [出走回数 2回] トランセンド 0勝 [出走回数 1回] スズカコーズウェイ 0勝 [出走回数 1回]
■未出走
キモンノカシワ 0勝 [出走回数 0回] マンハッタンスカイ 0勝 [出走回数 0回] スターウォーズ 0勝 [出走回数 0回] オウケンブルースリ 0勝 [出走回数 0回] キタサンカムイデン 0勝 [出走回数 0回] ベストタイザン 0勝 [出走回数 0回] リッカロイヤル 0勝 [出走回数 0回] サクラオールイン 0勝 [出走回数 0回] エイシンアポロン 0勝 [出走回数 0回]
ディープブリランテ産駒のディーパワンサが中京2歳ステークスを勝つなど早くもオープン馬を輩出。そして意外なのがまさかの3勝と好調のリーチザクラウン産駒だろう。リーチザクラウンの初年度産駒は34頭とディープブリランテ産駒123頭の4分の1ほどだが、見事スタートダッシュを決めたといっていい成績。
ディープブリランテ産駒 勝率16.7% 連対率22.2% 複勝率22.2%
リーチザクラウン産駒 勝率27.3% 連対率36.4% 複勝率45.5%
と実際の数字も優秀で馬券的にもかなりプラス材料といっていいだろう。逆に物足りないのが出走頭数・出走回数に対して成績の悪いサマーバードとキングズベスト、そして未勝利のトーセンホマレボシとスマートファルコンだろう。
キングズベストとスマートファルコンは初年度産駒数も多いだけに関係者も気を揉んでいるはず。特にスマートファルコンは社台スタリオンで管理され社台グループの生産馬も多いだけに苦しいスタートとなってしまった。ただし関係者によると「期待の素質馬は秋以降のデビュー」となっており、今後の巻き返しに期待が高まるところだ。
他に注目なのはサマーバード産駒。この産駒は10~12番人気で激走と穴種牡馬の匂いが漂っておりこれからも目が離せない。そして社台グループのトップランクの牝馬と配合されているルーラーシップ産駒だろう。チェッキーノとコディーノの弟であるラボーナ、ムスカテールの弟であるヒシマサル、メジロドーベルの牡馬などがまだまだデビューを控えているからだ。
来年の日本ダービーまで続く新種牡馬の争いはまだ始まったばかり。この熱い戦いにぜひ注目して欲しい。