武豊「今週5勝」大爆発で200勝ペース! 藤田菜七子とのフェブラリーS”前哨戦”制しリーディング奪回へ視界良好!
前日に3勝を積み重ねてリーディング2位に浮上した武豊騎手が3日、この日も2勝を積み上げる好調ぶり。今週5勝の固め打ちで2008年以来、11年ぶりのリーディング奪還に向け、まずは視界良好だ。
競馬界の大スターが止まらない。年明けの金杯開催で6勝を上げてリーディングトップに立つなど、絶好のスタートを切った武豊騎手だが、その後も順調に勝ち星を伸ばし、現在すでに16勝。ふた桁勝利に終わったここ数年を大きく上回るペースで勝ち星を量産している。
特にシャドウノエルで今週2勝目を上げた中京9R(500万下)では、最後の直線で一度は抜け出した藤田菜七子騎手のアラスカノオーロラを、馬群を縫うようにしてクビ差の差し切り勝ち。フェブラリーSでのG1初参戦が決まって勢いに乗る競馬界のヒロインに、勝負の厳しさを改めて見せつけた格好だ。
「普段から気に掛けている藤田菜七子騎手の勝ち星を奪うことになってしまいましたが、これも勝負の世界ですからね。
それにフェブラリーSの有力馬インティに騎乗する武豊騎手にとって、同じく有力馬のコパノキッキングに騎乗が決まっている菜七子騎手は、いわば今年最初のJRA・G1の覇権を懸けたライバル。菜七子騎手が比較的ローカルに回ることが多いので、2人の直接対決はあまり多くありませんが、まずは武豊騎手が”前哨戦”を制した格好になりました」(競馬記者)