武豊「今週5勝」大爆発で200勝ペース! 藤田菜七子とのフェブラリーS”前哨戦”制しリーディング奪回へ視界良好!
昨年、自身が持つ年間最多勝記録をC.ルメール騎手によって13年ぶりに更新された武豊騎手。競馬界のレジェンドにとって「代名詞」となる大記録を塗り替えられて迎えた2019年だが、来週4日に発売される『競馬ブック』のインタビューでは、通算5000勝に「目指します。できるような気がしています」と力強く語ったそうだ。
通算4000勝を達成した際、自身の公式ホームページで今後の「指針」として「国内のリーディング争いという役割はもういいかなと思っています」と綴り、「世界のビッグレースには名馬とともに参戦して話題を振りまき続ける、そんな存在になりたいというのも、これからの一つの大きな目標」と自らの将来像を語っていた武豊騎手だが、目の前の1勝を全力で掴みに行くスタンスは変わらない。
「年明けに6勝した際、親交の深い平松さとしさんが『今年は200勝して復活してください』とエールを送ったそうですが、武豊騎手は『200勝じゃない。300勝ペースですよ』と笑いながら返したそうです。
今年50歳を迎えるシーズンでルメール騎手の215勝を更新して、もう一度最多勝記録を取り戻すことは現実的に難しいと思いますが、今のペースで行けば200勝に到達しそうな勢い。今年からエージェントが替わったので、どこまで勝ち星を伸ばせるか楽しみですね」(別の記者)
長年、武豊騎手の全盛を支えたエージェントの平林雅芳氏が昨年一杯で卒業し、今年から新たに豊沢信夫氏と新契約するなど、心機一転のシーズンを迎える武豊騎手。
豊沢氏はルメール騎手を担当するなど凄腕仲介者として知られているだけに、武豊騎手が久々にリーディング争いに加わる場面が見られるのかもしれない。