JRA「謎」の東京競馬中止にファンから疑問の声続々……降雪0であっさり中止「背景」に武豊も懸念した過去2年の教訓

 9日、JRA(日本中央競馬会)は降雪の影響によって当日の東京競馬の中止を発表。出走馬、馬番などの変更は行わず、11日(月)に代替開催する予定だという。

 今朝、早々に「お知らせ 本日、降雪のため東京競馬は中止」という看板が出された東京競馬場。しかし、その内容とは裏腹に周辺に雪が降り積もっているわけではなかった。厳しい寒さもあって「これから降るのか」と思いきや、午後を迎えても降雪の気配はない……。

 JRAも多少の雪なら大抵は発走時刻を遅らせるなどして開催するのだが、雪マークの予報が出ていたとはいえ、この日は早々に中止発表に至った。

 これには開催を楽しみにしていたファンからも「雪降ってないから大丈夫と思って来たのに中止とは」「まったく(雪が)降ってないのに延期って意味わからん」「これなら普通に開催してもよかったんじゃ……」など、ネット上を中心に様々な疑問の声が。中には現地周辺でまったく雪が降っていない写真をアップして、疑問を投げかけるファンもいたようだ。

「確かに東京ではほとんど雪が降っていませんし、開催するだけなら普通にできそうな気もします。ただ、今回の場合は『東京競馬場』だったことも関係しているかもしれませんね。

都内の交通網はどうしても雪に敏感なので、少量の雪でも大事を取って運転を見合わせることもしばしば……。高速道路などの通行止めも含め、いわゆる交通マヒになって馬や関係者、お客さんが来られなく、または帰れなくなることを懸念したんだと思います」(競馬記者)

 また記者の話によると、日程上の問題でも「JRAにとっては延期を決断しやすかったのでは」という。

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