JRA福永祐一「言い訳」で騎乗停止回避!? 阪急杯(G3)最後の直線「2度の斜行」も”異例”の過怠金処分に終わった裏側
福永騎手としては、あくまでミスターメロディの敗因を語っただけなのかもしれないが、今回の2つの斜行の発端が「他馬との接触にある」と受け取った人々からすれば、火に油を注ぐ結果になってしまったのかもしれない。
レース後、ネット上では「言い訳すんな」「そうは見えない」といった福永騎手の発言に対する厳しいコメントも見られ、一部のファンにとっては納得のいかない部分も多々あったようだ。
「福永騎手のコメントの真意はわりませんが、少なくとも今回の件で福永騎手が騎乗停止にならなかったのは、この発言があったからでしょうね。
決裁には見た目だけでなく、当然、当事者や被害者の意見も考慮されますから。事象だけみれば騎乗停止になってもおかしくないですし、福永騎手にとっては主張が受け入れられてホッとしているかもしれません」(別の記者)
先週から春競馬が開幕し、現在は春のG1開催に向けて重要なレースが目白押しの季節だ。
仮に福永騎手が騎乗停止処分を課せられていれば、少なくとも今週末のチューリップ賞(G2)のノーブルスコア、弥生賞(G2)のブレイキングドーンには騎乗できなかったはず。
両頭ともクラシック出走に向けて賞金加算したい立場であり、福永騎手としても大事なレースが続くだけに、今回は過怠金こそあれ事なきを得た格好だった。