JRA北村宏司「落馬重傷」の容態、そして全容……「騎乗停止」C.ルメール騎手だけでなく”連鎖”してしまったアクシデントの数々
近しい関係者の情報によると、当初は意識障害の疑いがあった北村騎手だが、幸いなことに意識ははっきりしている様子。会話も普通にできるとのことだ。
しかし、深刻なのは右側頭骨陥没骨折の疑いがあった頭部の外傷だ。
後続の馬に踏まれたこともあって、目の周囲に骨折が見られるという。またふくらはぎの肉もえぐられたような状態で、こちらも完治までには時間が掛かるということだった。
現在のところ退院までは、順調に行っても2カ月程度となり、その後のリハビリも含めると半年から1年ほど長期離脱になることが見込まれている。騎手の多くは常人には考えられない驚異的な回復力をしばしば見せるが、北村騎手の1日も早い回復を祈りたい。