ジャスタウェイ最大の期待馬登場!フィリーズレビューにアウィルアウェイ出陣

 10日(日)に阪神競馬場で開催される桜花賞(G1)のトライアルレースであるフィリーズレビュー(G2)。クラシックへの出走権を手に入れるべく若駒たちがしのぎを削るが、そのレースにアウィルアウェイ(牝3歳、栗東・高野友和厩舎)が満を持して登場する。

 アウィルアウェイは父ジャスタウェイ、母はスプリント戦を得意としたウィルパワー、母父キングカメハメハという血統を持つ。昨年、多くのジャスタウェイ産駒がデビューを飾ったが、その中で最も早く勝利をあげていた。

 M.デムーロ騎手とコンビを組んだ新馬戦を、出遅れながら快勝したアウィルアウェイ。続くダリア賞(OP)でも遅れて最後方からの競馬になるも、最後の直線で上がり最速の末脚を使い、危なげない内容で勝利。京王杯2歳ステークス(G2)へ向かった。

 レースで1.7倍の圧倒的支持を集めたアウィルアウェイは、五分のスタートを決めるも控えて最後方から機をうかがう。最後の直線ではインを突き、上がり最速32.8秒の末脚で先頭に襲いかかるも、勝ち馬ファンタジストにはわずかに届かず2着。ハナ差の惜敗を喫していた。

「前走は前半5F62秒9の超スローペースでしたから、後方からの競馬をするアウィルアウェイには展開が向きませんでしたね。それにもかかわらず、2着に入ったのでその力は本物だと思います。

 その後、陣営は阪神JF(G1)を視野に入れていましたが、左前脚の球節部に腫れが出たとして無念の回避。休養に入ることになりました。ここから巻き返すためにも、復帰戦での好走が期待されます」(競馬誌ライター)

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