JRA金鯱賞(G2)リスグラシュー「香港リベンジ」ステップで負けられない! 「勝ち切れず」でも信頼の軸?

来日中のシュタルケ騎手

 今回、香港を何がなんでも勝つ、という意気込みがひしひしと伝わってくるリスグラシュー陣営。クイーンエリザベス2世Cは暮れの香港C(G1、芝2000メートル)に比べれば強豪メンバーの集まりにくいレース。リスグラシュー2度目のG1制覇は決して夢物語などはない。

その期待をさらに大きなものとするためにも、金鯱賞で恥ずかしい競馬はできない。本追い切りは栗東・販路で4F51秒5-1F12秒2。持ったまま僚馬をあっさり突き放した。準備完了。あとはレースに臨むだけだ。

 心配があるとすれば、鞍上のA.シュタルケ騎手か。2016年のスプリングS(G2)や2017年のニュージーランドT(G2)など日本で4つの重賞勝ちはあるが、G1での華々しい活躍がないのは気になるところ。とはいえ昨年の独リーディングジョッキー。今回は好判断、好騎乗を期待する。

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