「サラブレッド怪死多発事件」米名門競馬場が閉鎖に。武豊インティ、藤田菜七子コパノキッキングにも「暗雲」
名門競馬場が危機に瀕している。
今年の11月1日と2日にブリーダーズカップの各レースが行われる、カリフォルニア州のサンタアニタパーク。名だたる大レースを開催し、米名門競馬場のひとつに数えられているが「無期限で閉鎖されることになった」と複数のメディアが報じている。
サンタアニタパークでは2018年12月26日から今年の3月5日まで、レースまたは調教中に、21件の競走馬の死亡事故が発生していた。そのため、ついに関係者がコースの使用停止を決定。施設の検査が行われることになったという。
「この死亡した馬の中には、2017年のBCダートマイルの勝ち馬・バトルオブミッドウェーもいたそうです。事故が相次いでいたこともあり、先月の終わりにも競馬場サイドは一時休止を提案していました。ところが、管理馬の調教を行いたい調教師たちがそれに反発。両者の思惑が入り混じってドタバタが続いていたようです」(競馬誌ライター)
名門競馬場に降って湧いた大アクシデント。早期の原因究明を多くの関係者が望んでいるのは間違いない。そして、長期に渡って閉鎖した場合、日本の馬たちにも影響が出る可能性が……。