JRA金鯱賞(G2)サトノワルキューレ「復活」なる? 「アーモンドアイ倒す馬」触れ込みを現実に……
土曜日に行われる中山牝馬S(G3、芝1800メートル)には秋華賞(G1、芝2000メートル)で2着だったミッキーチャームが出走。追い切りでは栗東・CWで6F80秒4-1F12秒3と抜群の動きを披露。人気に応えられそうだ。オークス2着のリリーノーブルもいずれ復帰してくるだろう。
これらのライバルと戦う日もやがてくるはずだが、オークスで不完全燃焼だったサトノワルキューレが最も未知の魅力を秘めている。陣営も成長したサトノワルキューレの可能性を測るため、同厩のエアウィンザーとG1馬5頭が出走するこの金鯱賞をあえて使ってきた。「アーモンドアイを負かすのはこの馬だ!」陣営はこの言葉をあきらめているわけではないだろう。
フローラSで見せた豪脚は凄まじかった。今や休み明けは不利という言葉が通用する時代ではない。金鯱賞にはリスグラシューとモズカッチャンという先輩G1牝馬が出走するが、能力的には先着もある。いや、中山記念のラッキーライラックのように、上位に食い込み美味しい馬券を演出してくれるかもしれない。