武豊「皐月賞」はスプリングS・2着ファンタジストが有力!?「秘密兵器」ワールドプレミアが敬遠される「2つ」の理由
「武豊騎手は前日の若葉S(OP)で騎乗したワールドプレミアでも、皐月賞の優先出走権を持っています。距離に不安がないのがワールドプレミアですが、現時点でのスピードや完成度ではファンタジストの方が上でしょう。
今回、ファンタジストが距離にメドを立てたことで、仮に2頭とも皐月賞に向かえば、武豊騎手にとっては難しい選択となりそうです。どちらを選ぶのかは注目されるところですね」(競馬記者)
ただ、別の記者の話では「ファンタジスト」の方が有力だという。何故ならワールドプレミアには2つの課題があるからだ。
「ワールドプレミアは皐月賞で5着以内に入らないと、賞金的に日本ダービー(G1)に出られる可能性はかなり低い状況です。
しかし、武豊騎手も常々『ズブさがある』と指摘している通り、エンジンの掛かりが遅く、皐月賞の中山よりも、ダービーの東京が良さそうな馬。皐月賞の優先出走権を持っていますが、無理に出て惨敗すると、チャンスが大きくなりそうな日本ダービーに出られない可能性も……。