リーチザクラウンが天下の社台スタリオンへ「スピード出世」! 産駒大活躍は、オーナーの粘り勝ち!?
しかし、前述のようにリーチザクラウンは大方の予想に反して大活躍。現在の生産界は多くの種牡馬に偉大なサンデーサイレンスの血が入っているだけに、どこでその血統が爆発するかわかったものではないが、リーチザクラウンの活躍はそれを差し引いても驚くべきものだ。
今後、同馬の繁殖牝馬の質は一気に向上するに違いない。リーチザクラウンの種牡馬入りにこだわった西山オーナーの「粘り勝ち」はお見事と言う他なく、スペシャルウィークの後継がいない現状を考えれば、血がつながるという点でも大きなメリットがある。近い将来、リーチザクラウンの仔がG1戦線を湧かす日も来るかもしれない。